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歯と歯ならびと「ひみこのはがいーぜ」⑥がんの予防

みなさん、こんにちは。世田谷区経堂にある ふなき矯正歯科経堂クリニック 会長の舩木純三です。今日は私の著書「グッドスマイルとアンチエイジング①よい歯と歯ならびで健康長寿」から抜粋してお届けする第二弾。

歯と歯ならびがアンチエイジングにつながるお話を8回に分けてお届けします。

⑥「が」がんの予防

ある日、朝のテレビで有名な某タレントが「がんで亡くなった」と報道されていました。多くの病気の中で、死亡原因の1位はがんです。次いで、心疾患、肺炎、脳血管疾患と続きます。原因は何であろうと、人間は永遠に生きられませんし、自分でその選択も難しいでしょう。病気の中でも痛みを伴って辛いがんを予防する方法はいろいろ研究されています。

私たちの免疫力は40歳代で若い時の約2分の1、60歳代で約4分の1と減少していきます。日頃からストレスをためず、添加物の少ない安全な食事をよく噛んで食べるように生活習慣を改善していくことががんの予防の第一歩です。実は、よく噛んでだ液を出すこともがんを予防する方法の一つです。

1981年、同志社大学の西岡一教授はだ液中のラクトペルオキシダーゼという酵素が発がん物質や体に有害な活性酸素を消す作用があることを証明しました。発がん性の強い物質がだ液の作用により、発がん性が減少したことを示しています。だ液中のアミラーゼやカタラーゼにも発がん性を抑える効果があります。つまり、よく噛んで食べれば発がん性物質があってもだ液と混ざり安全な食事に変化する可能性があるということです。だ液は体によい多くの作用がある”魔法の薬”なのです。

 

※ふなき矯正歯科経堂クリニック(世田谷区経堂所在)理事長・舩木純三著書「グッドスマイルとアンチエイジング①よい歯と歯ならびで健康長寿」より抜粋転載。

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