こんにちは。ふなき矯正歯科 理事長 舩木純三の共著「専門のお医者さんが語るQ&A 矯正歯科 歯並びと咬み合わせの最新治療」(保健同人社)より、不正咬合をそのままにしておいたときの生活への影響を抜粋します。
■発音への影響
歯並びが悪いと発音が不明瞭にもなります。例えば英語のs、z、ts、dzなどの歯音や、p、b、mの両唇音、t、d、n、rなどの歯茎音。日本語ではタ、ダ、ナ、ラ、サ行などが不明瞭な発音になります。
理由としては、受け口や出っ歯の人の場合には、発音する際に息が漏れ、発音が聞き取りにくくなることがあります。また、上下の前歯の間が開いている開咬の人でも、同様にすき間から息が漏れるということがあります。